猫cafeの一日 バロン&レオン編

 

 

作者:ヒラマ コウ

 

 

登場キャラ

 

バロン・・・ロシアンブルー(♂)まだまだやんちゃで、何でも恐いものみたさに首を突っ込んでいく性格。

                レオンとは仲が良い。  

 

レオン・・・アメリカンショートヘアー(♂)お店の中では♂猫達の中ではお兄さん的立場の頼れる冷静な性格。

                     いつもバロンと行動してる事で周りの♀猫達にはモテずに、

                     ネタにされてる。

 

 

※ミー・・・一般的な三毛猫(♀)ルナの言動に振り回され、最近焼け食い気味  

 

※ルナ・・・高貴で美しいシャム猫(♀) お店のNO.1でプライドも高い そして嫌味 ミーを弄って面白がってる。

 

 

 

 

 

※、ミーとルナは今回の話しでは出てきません。

  (別台本、猫cafeの一日 ミー&ルナ編 参照)

 

 

 

 

 

 比率:【2:0】

 

上演時間【20分】

 

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 CAST

 

バロン:

 

レオン:

 

 

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                                    BGM:流す時はゆったりした曲推奨

 

 

猫cafe店内

 

 

店内OPEN前、運の悪いミー(♀)がルナ(♀)に捕まっている。それを店の奥の壁からこっそり見てる

バロンとレオンだが・・・ (猫cafeの一日 ミー&ルナ編 参照)

 

 

※()はバロンとレオンの心の声です。

 

 

 

 

 

 

バロン:朝から騒がしいと思い見てみたら、またミーがルナに捕まってるのか。いつもいつも不運だよな~。

    もう少し捕まらないように上手く行動すれば良いのに・・・

 

 

レオン:よっ!バロン。

 

バロン:うわああああ!

 

レオン:どうした?慌てたりして?

 

バロン:なんだ~。レオンか~。いきなり驚かせるなよ。

 

レオン:なんだなんだ。何か面白い事でもあるのか?

 

バロン:ちょっと!、押さないで~!。見つかっちゃうよ~。

 

レオン:見つかる?誰にだよ?

 

バロン:ルナにだよ!

 

レオン:げ!ルナかよ!

 

バロン:うん。

 

レオン:それは見つかると朝から厄介な事になるな。

 

バロン:だろ~。朝から疲れる事は勘弁だよ~。

 

レオン:それで、捕まってるのは誰なんだ?

 

バロン:うんとね、本当毎回毎回不運と言うか何というか・・・

 

レオン:あ~、うん。捕まってるのはミーだな・・・。

 

バロン:本当、ミーてルナに良いように弄られてるよね。

 

 

レオン:そうだな。でもそのおかげで俺達も助かってるわけだし、

    そう言う意味ではみんなの救世主だよな。

 

 

バロン:本当にね。(苦笑)

 

レオン:どうする?このまま見てるか?

 

バロン:このまま見てるか?って他に何をするの?

 

レオン:いやあ~、あれ見てみろよ。今回ばかりは流石に助けてやらないとまずくないか?

 

バロン:なんで?そんな事したら俺らだって巻き添えになるじゃんか。

 

レオン:とは言ってもな~。ちょっと見てみろよ。

 

バロン:え? ・・・。うわああああ、今回は歌唱指導してあげますわとか言って、いつも以上に上機嫌だ・・・。

 

 

レオン:だろう。あの上機嫌がミーだけでなく、俺達にも降りかかってきたらどうする?

    俺らまで、あの地獄の歌唱指導を受ける事になるんだぞ。

 

 

バロン:それはヤバすぎる!てか、絶対に嫌だよ~。そんな地獄の歌唱指導受けたくないよ。

    ルナの事だから、褒める気さらさら無いじゃん!

 

 

レオン:ああ。ルナが褒めるなんて天変地異が起きても無いだろうな。

 

バロン:でしょ? 助けると言ってもどっちが行くの?

 

レオン:それはだな~。

 

バロン:うん

 

 

レオン:(う~ん、困ったな・・・。助けてやらないとまずくはないか?と言ったものの・・・

     あの上機嫌なルナの前に出て止めるのもはっきり言って無謀だよな~。)

 

 

バロン:レオン?

 

レオン:(かと言ってバロンにお前言ってこいと言っても・・・)

 

レオン:(なんで俺が?言いだしっぺはレオンなんだからレオン行って来てよ!)

 

レオン:(とかって答えが返ってくるだろうな~。う~ん、何か上手い手は無いか・・・)

 

バロン:ねえ?レオンてば?どうしたのさ?

 

レオン:ああ、すまん。ちょっと考え事だ。

 

バロン:それでどうするの?

 

レオン:とりあえずもう少し様子見だな。

 

バロン:わかった。

 

 

 

間   (ルナに歌えと言われ歌うミー)

 

 

 

レオン:・・・。

 

バロン:・・・。

 

レオン:・・・なあ、ミーってさ。あそこまで音痴だったのか?

 

バロン:うん・・・。ちゃんと歌声を聴いた事無かったけど・・・まさかあそこまで音痴だとは思わなかった。

 

レオン:それにしてもあれは酷過ぎだな。おい。待て。ルナが固まってるぞ・・。

 

 

バロン:え? あ~、本当だ。見事に固まってるね~。まあ~、無理も無いか。

    あの歌声を目の前で聴かされたんだもんな~。

 

 

レオン:あっ!ルナが動いたぞ。

 

バロン:何て感想をミーに言うのかな?

 

レオン:それは、あれだけ酷い歌声を聴かされたんだ。考えるまでも無く・・・

 

 

 

間  (ルナに散々酷い感想を言われるミー)

 

 

 

バロン:あ~。うん。そう言う事か。

 

レオン:予想通りの展開だな。ミーは~、あ~、ルナに言われてかなり顔が膨らんでるな~。

 

 

バロン:ミーってさ、すぐ怒ってるの顔に出るよね。そこがルナに毎回毎回弄られる原因って

    いつになったら気付くんだろう~。

 

 

レオン:気付けばあそこまで弄られないだろうが、ミーのおかげで俺達は助かってるんだ。

    感謝しないとな。

 

 

バロン:それもそうだな。

 

レオン:おい!あのルナがミーに貴女にしか出来ない仕事とか言ってるぞ。

 

バロン:えっ?明日は雨が降ったりするのかな?

 

レオン:どうだろうな?どっちにしても珍しい事だからもう少し様子を見るぞ

 

バロン:うん

 

 

 

バロン:(ルナがミーを褒めるなんて珍しいと言うか、今までに見たこと無い光景だから怖すぎなんだけど~。

     それにしても・・・結局の所、どっちが止めに行くんだ?レオンは様子を見るぞばかりだし

     もしかして、言いだしっぺなのに行く気が無いとか?)

 

 

 

レオン:バロンどうした?

 

 

バロン:(まさか、そんな事無いよな~。でもここは聞いてみるのも手か。やはりここはレオンが先に言ったことだし

     レオンに行ってもらわないと・・・)

 

 

レオン:おい、今の聴いたか?

 

バロン:え?あっ、ごめん!考え事してて聴いてなかった。

 

レオン:まったく。ルナがミーに向かって、招き猫って言ったんだよ。

 

バロン:招き猫?なんで?どうして?

 

レオン:ミーがまん丸だから、天職だってよ。ルナって本当、褒めるて言葉知らないよな~。

 

バロン:きっとルナの辞書には書いてないんだろうね。そんな事よりさ、結局どっちが助けに行くの?

 

レオン:え?

 

バロン:え?じゃなくて、このままだと流石のミーも激怒して店内で喧嘩が始まっちゃうよ!

 

レオン:そうだよな~。

 

 

レオン:(まずい・・・。さすがのバロンも行く気が無いのに気付きはじめたか。さてと、どうするか・・・。

     そうだ!バロンは食い意地がはってるからこの手で行くか。)

 

 

バロン:なあ?どうするんだよ?

 

レオン:そうだな~。バロン、お前腹減ってないか?

 

バロン:え?朝ご飯食べたばかりだから、お腹減ってないけど。

 

レオン:(しまった~。食べた後かよ~。じゃあこの手だ。)

 

 

レオン:そっか~。食べた後ならお腹減ってないよな~。でもさ、夕飯とかがいつもより量が倍になったら

    嬉しくないか?

 

 

バロン:それは嬉しい!そんな事が可能なの?

 

レオン:可能だぞ!ただし、その為には危険な事を乗り越えてもらわないと行けないが・・・

 

バロン:それって・・・ミーを助けに行ったら量が倍になるって事だよな~?

 

レオン:その通りだ!

 

 

バロン:何がその通りだ!ふざんけんじゃねー!あの戦場まっただ中に防具も何も無い状態で

    飛び込めと言うのかよ!絶対に嫌だ~!

 

 

レオン:お前なら出来る!夕飯が倍になるんだぞ~!なんならこれから一週間、夕飯の量を倍にしてやるぞ~!

    どうだ?これなら文句ないだろう?

 

 

バロン:一週間、量が倍に・・・

 

レオン:今だ!隙あり~!(壁から見てるバロンを押す)

 

バロン:うわああああ。危ないな~!

 

レオン:ちっ!

 

バロン:何がちっ!だよ。レオンがいけよ~(壁から見てるレオンをバロンも押す)

 

レオン:バカ!押すんじゃね~!。

 

バロン:押したんだから怨みっこ無しだぜ!

 

レオン:おい!そんなに押すと倒れる~!!!

 

バロン:え?ちょっとなんで俺まで引っ張るの!!?

 

レオン:死ぬ時は俺達一緒って事だ!!!

 

バロン:そんな理由ありかよ~!!!

 

バロン&レオン:うわあああああああああああああ!!!!(2匹一緒に壁の外に倒れて出る。)

 

 

 

 

 

 

レオン:いてててて・・・。

 

バロン:・・・。

 

レオン:バロン大丈夫か?

 

バロン:うん・・・。

 

レオン:頭打ってないか?

 

 

バロン:大丈夫・・・。レオンがかばって倒れてくれたおかげで怪我は無いよ。

    レオンこそ大丈夫・・・?

 

 

レオン:あ~、頭は打ったけどバロンが無事なら良いよ。

    ごめんな・・・。食い物で釣って助けに行かせようとして。

 

 

バロン:今回の事でチャラで良いよ。そんな事より、レオン・・・顔が近い・・・

    それと、もう抱きしめて無くて良いから・・・。

 

 

レオン:ん?照れる事なんて無いだろう。

 

バロン:そうだけどさ・・・。

 

レオン:悪い・・・。頭打ったからか動けないから、もう少しこのままで良いか?

 

バロン:わかった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

(ちょうどそこにルナが通りかかり2匹を見て何かニヤリと笑みを浮かべる)

 

 

 

レオン:うわああああ!!!待てよ!ルナ・・・誤解だ!俺達、別にそんな関係じゃ・・・

 

 

(レオンの言い訳を最後まで聴く事無く更に上機嫌になりルナ退場)

 

 

レオン:(ルナに見られてパニックになってる気持ちをアドリブで10秒から30秒程 自由にどうぞ♪)

 

 

 

 

レオン:なんで・・・・こうなるんだあああああああああああああ!!!!

 

 

 

 

 

終わり